ページ上へ

ネット誹謗中傷を防止するには

ネットで誹謗中傷を書き込む男性

発信者情報の開示請求が可能になった
裁判により有罪を受けるケースが増えた
ネットリテラシーの向上

などにより、ひと昔前に比べてネット内で特定個人を攻撃するような書き込みは非常に少なくなったと感じています。
しかしながら、企業・飲食店・芸能人等は常に炎上の危険に晒されており“書き込まれないように予防策を講じる”のも重要なリスクヘッジです。
当ページでは「誹謗中傷の予防」をテーマに、解説したいと思います。

掲示板への書き込みを防ぐ

掲示板への誹謗中傷を告発する

固有名詞やサービス名が広く知れ渡っているような場合、多くの掲示板で専用スレッド(○○を語るスレ等)が設置されています。
当該スレッドには商品の“使用感”やサービスを受けた人の“感想”など、不特定多数の人から多くの書き込みが寄せられるため、非常に有益な情報収集ツールと言えます。

しかし、実際には利用していない人による嘘の書き込みやライバル企業によるネガティブキャンペーン等により、企業・個人に対するマイナスイメージを植え付けてしまう可能性も十分にあります。

炎上を抑えるサービス

“集団心理”とは非常に恐ろしいもので、みんなが言っている事柄に対してついつい賛同してしまい、多数派の意見に逆らえなくなってしまうことがあります。
実際に書き込んでいるのはほんの数人であったとしても、数十・数百もの書き込みを見ている内に「きっとそうなんだ」と思い込んでしまい、賛同者が増えていき、炎上が加速する事態へと発展してしまうのです。

そこで、最近では炎上を抑制するサービスが登場しています。
炎上中のスレッド内で対象企業や個人を擁護する内容の書き込みを行うことにより、閲覧者は「どちらの方が正しいのだろう?」という疑いの余地が生まれます。
もちろん最終的に閲覧者が否定派に転じる可能性もありますが、この“意見が分かれる”“肯定派の意見に耳を傾けさせることができる”という点が非常に重要なのです。

SNSの場合

スマホで誹謗中傷を書き込む女性

小・中学生でもスマートフォンを持っているのが当たり前になった昨今、TwitterやInstagram等の「SNS」は、今や多くの若者が利用しているサービスとなりました。
これらはマーケティングや広告等でも広く使われておりますが、時には逆に企業の首を絞める事態になることもあります。
最近ですと、バイトスタッフによる個人的な投稿によって炎上する「バイトテロ」や、Twitterを配信する「中の人」がユーザーとトラブルを起こしてしまうケース等が挙げられます。

バイトスタッフによる投稿

醤油差しを鼻に入れる等の“不衛生な所作”、提供する魚をゴミ箱に捨てる等の“食べ物を粗末にする行為”、その他“物を破壊する行為”…
バイトスタッフによるSNSへの不適切な投稿により炎上を招く、所謂「バイトテロ」が相次いでいます。

投稿を行った人が叩かれるのはもちろんですが、監督不行き届きとして、勤め先の企業やお店も同時に炎上してしまうケースがほとんどです。
これらを防止するには、まずスタッフへのネットリテラシーを高める教育と、スマートフォンを持ち込ませない又は禁止する等の対策が有効と言えます。

“煽り”に反応しないことが重要

企業の情報を発信するスタッフ(所謂「中の人」)が、ユーザーからの投稿に反応し、SNS上で喧嘩をしてしまうことがあります。もちろん、中の人と言えど同じ人間ですから、悪口を言われれば腹が立ちますし悲しくもなるでしょう。
しかし、ユーザーからのこのような“煽り”を全て受け止めてしまうのは非常に疲れてしまいますし、第三者から見ると不愉快なやり取りであることは間違いありません。
意見や要望は真摯に受け止めつつ、明らかな誹謗中傷は無視するということも大切です。

炎上リスクは完全には防げない

如何にスタッフのネットリテラシーや対応スキルを強化しても、悪意ある第三者からの書き込みを100%防げるものではありません。
もちろん炎上させないための予防や教育は重要ですが、炎上が起こってしまったときや過度な誹謗中傷から利益や権利を守るためには、出来るだけスピーディーに対策を行うことが重要です。
万が一、これら誹謗中傷の被害に遭ってしまった場合には、是非株式会社GoAにご相談ください。どの対策会社よりも迅速に対応させていただきます。