ネット誹謗中傷 の削除費用
「飲食店○○は賞味期限切れの食材を使っている」
「××はパパ活で生計を立てている」
「あいつの住所は東京都△△区●●町1-1」

など、ネット上では毎日どこかで特定の個人・法人・お店等に対する誹謗中傷が行われています。
これらは基本的に“気にしない”ということが重要ですが、個人情報が晒されてしまったり、客足が遠のいてしまったりといった直接的な危険性や損害が発生した(またはその恐れがある)場合にはすぐに対策を講じねばなりません。
誹謗中傷トラブルに巻き込まれてしまった際に慌てないよう、予め掛かる費用・料金について確認しておきましょう。
口コミ・掲示板での誹謗中傷

掲示板やコンテンツに投稿された口コミや書き込みに関しては、1つ辺り5~10万円程度を対策費として設定している会社がほとんどです。例えば、以下の例はこちらの料金体系に当てはまります。
Googleの「口コミ」
お店や事務所等を持っている場合、多くの方は「Googleマイビジネス」に登録しているかと思います。
こちらを登録しておくと、ユーザーがお店や事務所名を検索した際に住所や連絡先等の「詳細情報」が検索結果として表示され、利便性が大きく向上するためです。
ただし、Googleマイビジネスには、住所・電話番号・サービス内容の他、当該サービスに対する“口コミ投稿”という機能があります。
もちろん、良い口コミであれば問題ありませんが「味が良くない」「お金を払ったのに対応してくれなかった」「ヤクザと繋がっている」といった“悪い口コミ”は企業にとっては大きなダメージです。
こちらはGoogleその他プロバイダ等に対して削除申請を行う形になります。
5chに書かれた「個人情報」
個人情報が流出すると、自身のみならず家族・友人・恋人が危険に晒されてしまいます。
一度書き込みされてしまうと、まとめサイトに転載されてしまったり、閲覧者がスマートフォン・PC等でスクリーンショットを撮られてしまったり、ウェブ魚拓をされてしまったりと、最悪の場合何年もネット上に残ってしまう可能性があります。
そのため、書かれた掲示板の管理者に対し、直ぐに削除申請を行わねばなりません。
大規模な対策

既に拡散してしまった場合、書き込みの量が途方もない場合(所謂「炎上状態」)等は、逆SEO対策によって火消しを図る必要があります。
また、管理者に削除を依頼したのにも関わらずこれに応じない場合には、裁判によって削除や送信防止を求める形になります。
両者の大まかな費用相場は以下の通りです。
逆SEO対策
SEO対策とは、特定のサイトに対して“検索時の順位を上げるための策”を講じることを言います。
基本的には対象サイトを通して物を買ってもらうためだったり、サービスの申し込みを狙ったりする際に用いる方法になりますが、誹謗中傷対策の場合には“対象サイトの検索順位を下げるための策”を講じる事になります。
逆SEOを行う場合には、対策用のサイトを5~10個ほど用意する必要がありますので、50~100万円ほどの費用が掛かります。(1サイトにつき約10万円程度)
ただし、検索順位を下げたいサイトが「SNS」や「特定ページ(サイトの一部分)」である場合には、対策用のサイトをブログ・SNS等で代用することも可能です。
この場合、費用は1/2~1/3にまで抑えることができます。
削除・送信停止を求める裁判
裁判になった場合、ほとんどの方は訴訟代理を弁護士に依頼するかと存じます。
そのため、弁護士に支払うための報酬と訴訟に関する費用(印紙税等)が必要となります。
相談費用 | 5,000円/30分~ |
着手金 | 15~30万円 |
報酬金 | 30~50万円 |
- 訴訟費用
-
申立手数料として、申立て毎に2,000円の収入印紙が掛かります。
また、判決確定証明書を受領するための送料も同じく2,000円程度必要となります。
費用相場 まとめ
誹謗中傷対策に関する費用相場をまとめますと、以下の通りとなります。
内容 | 単位 | 金額 |
---|---|---|
口コミ・書き込みの削除 | 1つ | 5万円 |
逆SEO対策 | 1サイト | 50~100万円 |
仮処分申立(訴訟) | 1件 | 20~100万円 |
ご覧の通り、誹謗中傷対策には決して安くはない費用が掛かります。
自身で行える箇所については自身で極力行い、どうしても分からない・難しいといった場合にのみプロに依頼するようにしましょう。
株式会社GoAでは相談料や着手金は一切頂いておりませんので、まずは是非お問い合わせくださいませ。