ネットで被害 を受ける女性

インターネットが手軽になり、現在では小学生も当たり前にスマートフォンを持つ時代となりました。
誹謗中傷だけではなく、無料サイトと書かれていたのに多額の利用料を請求されてしまった、自身のわいせつな画像をブログやSNS等で公開(リベンジポルノ)されてしまった、出会った人又はその関係者から脅迫を受けてしまった、といった被害が後を絶ちません。
中でも女性は“援助交際の強要”“ストーカー”“風俗・キャバクラ等の勧誘”といった性的な被害を受けやすく、ネットに対するより高いリテラシーが必要になります。
狙われる子供
平成15年から平成20年は「出会い系サイト」による犯罪被害が多い傾向にありましたが、SNSが若者の間で普及し始めた平成20年度からは“SNSを通じた犯罪被害”が増加しております。

SNSを通じてのサイバー犯罪の内、
児童ポルノ、青少年保護育成条例違反、わいせつ物頒布等、児童買春、ストーカー行為
が40%近くを占めており、弱者である“子供や女性”が特に被害に遭いやすくなっていることがわかります。
「自分はそんな被害に遭わない」と思っていても、何らかの形で巻き込まれてしまうケースもありますので、利用の際は必ず警戒するようにしてください。
もし被害に遭ってしまったら
万が一、前述したような被害に遭われてしまった場合には、直ぐに警察に相談してください。
ただし、以下に該当する場合には、警察への相談と並行して相応の対策を講じる必要があるかもしれません。
リベンジポルノ

リベンジポルノの被害件数は平成27年を目途に急増しています。
画像や動画がアップされたアダルトサイトやまとめサイトは海外サーバーを経由していることがほとんどで、立件が難しいという特徴があります。
また、警察は当該画像をアップした人を検挙する事が出来ますが、画像自体を削除する事は出来ません。
警察への相談や被害届の提出等の対策はもちろん、ネットタトゥー化を防ぐための対策も講じた方が良いでしょう。
掲示板やSNS上の書き込み
掲示板やブログ、SNS等で誹謗中傷を受けてしまったケースです。
「名誉棄損」に当たれば立件が可能ですが、該当要件に当てはまらない事が多く、被害者は泣き寝入りせざるを得なくなってしまいます。
また、前項と同様に、警察には誹謗中傷そのものを消す事が出来ないため、別途対策が必要です。
安心の女性専用窓口完備

株式会社GoAでは、被害に遭ってしまった女性の方にまずは安心して貰いたいと考えており、対策会社では未だ少ない「女性専用窓口」をいち早く導入させていただきました。
拡散・ネットタトゥー化防止のためにも、ネット被害に遭われてしまった際にはすぐにご相談ください。
なお、現在では女性のネット被害を防ぐため国・地方公共団体でもサポートを充実させています。
例えば、香川県警察ではインターネットの利用対策や、ストーカー対策、護身術等を公式ページで公開しています。
誹謗中傷等の被害に遭われてしまった場合には、決しておひとりで悩まず、必ず誰かに相談するようにしましょう。